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環境問題は、世界中の人、企業が地球規模で取り組まなければならない社会問題です。環境は、すぐに変わるものではありませんが、私たちが21世紀の環境を守るために、今すぐできることがあります。
当社は再生紙の積極的な利用に取り組んできましたが、更に限りある資源の有効な活用のために、インキについても見直しをいたしました。従来の印刷インキは石油系溶剤が含まれ、印刷中に蒸発し大気汚染する原因になっていたとともに、古紙リサイクル工程で弊害の一つになっていました。
この程、自然素材から作られた、「大豆油インキ」での環境にやさしい印刷をご提案させていただきます。
大豆油インキは、アメリカでのオイルショック以降、石油系溶剤代わる植物性油が検討され、併せて環境保護のため制定された「大気洗浄法」による「揮発性有機化合物規制」に応えるために開発されたインキです。大豆油インキが環境にやさしいと言われる理由は、溶剤と乾性油が大豆油に代わることで、VOC(揮発性有機化合物)の発生量が減少し、大気環境の保護や作業環境の改善にメリットがあるからなのです。
古紙リサイクルにおいても、紙から大豆油インキを分離しやすく、節水や省エネにつながります。
さらに、大豆油インキは発色が良く、また被膜強度が強いため摩擦に対して色が落ちにくいという特性があります。
環境保護や資源のリサイクル問題を考えたとき、この「大豆油インキ」は取得企業などでの採用が増えてきています。
当社では、インキメーカーの協力と、大豆油インキとの相性が良いといわれているハイデルベルグ社の印刷機による印刷実験を繰り返し、ノウハウを蓄積したことでも、お客様の負担される金額はそのままに、大豆油インキでの印刷を色鮮やかにご提供します。 |
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大豆油インキを使用した印刷物であることを表示する世界共通のマークです。この印刷表示には、米国大豆協会(ASA)の使用権許諾契約が必要です。
当社は、米国大豆協会(ASA)から「ソイシール」(マーク)の使用権許諾契約により、使用権を取得しました。
これにより認定された大豆油インキを使用した印刷物には、世界共通マーク「ソイシール」の印刷ができます。
この「ソイシール」を印刷物に刷り込むことにより、環境への配慮をしている企業・自治体であることを、効果的にアピールすることができます。 |
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